元気だった方が、ある日突然病気になって倒れたという話しを耳にする人も多いのではないでしょうか。

医療の種類としては予防医学と治療医学というものあり、現在注目が高くなっているものは予防医学の分野になります。近年では高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を発症してしまう患者が増えていますが、これらの病気の特徴として自覚症状が現れない点があります。生活習慣病に関しては病気を早期に発見することで、治療を素早く始めれば治癒させることが可能な病気と言えます。病気の早期発見にとても有効なものとして、人間ドックがあります。人間ドックでは通常の健康診断と比較して、多項目にわたって検査が行われますので身体の様々な部位について病気の発見に効果があります。人間ドックには医療機関によって、様々なオプション検査が用意されています。肺CTは、肺の病気を発見する検査内容となっています。日本人の死亡原因の1位はがんですが、その中でも最も多いものが肺がんになります。肺がんは病気の症状がある程度進行していないと、症状が現れないために、気付いたときには手遅れになっていて、治療が困難な状態に陥っている場合が多いと言えます。胸部X線検査だけでは見つけることが難しい疾患の場合でも、最先端の医療機器を導入している病院であれば胸部CTを受けることが可能で、小さい病変についても描出することが可能になりますので肺がんの他、肺気腫や炎症などの発見にも役立ちます。

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